千葉県一宮町の観光情報!4DMaps Ichimiya-machi

抜穂祭

実りの秋を祝う神事

実りの秋、御田植祭で植えた稲も黄金色に輝き、その稲穂を刈り取り収穫を祝う神事。刈女が初穂を刈り取り神々にお供えし、舞の奉納する。刈り取った稲穂は、11月23日の新嘗祭でお供えし、その後の醸造始祭で新年のにごり酒を造るという。
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御田植祭の記事

4月昭和の日、前日までの荒れ模様の天候が落ち着きを見せた穏やかな日和。適度に育った苗を植える時期を逃すまいと、農家の人々は総出で田んぼに繰り出している。上総一ノ宮駅から海岸へと真直ぐに下る県道を臨む田んぼの中の小道、「玉前神社神饌田」の看板、この日、五穀豊穣を祈願する御田植祭が開催される田んぼだ。

午前10時に近づくと風に乗って遠くから雅楽の音色が聴こえて来る。雅楽奏者、白丁姿に烏帽子を被った田長と耕作長、宮司・権禰宜(ごんねぎ)・巫女、太鼓を担いだ氏子総代らの行列の中、集まった見物人・カメラマンたちの視線をひと際集めていたのは8人の早乙女達。白と赤の可愛らしい衣装と足袋、花をあしらった笠の下には独特の御化粧をした顔、少し緊張気味だが時折恥ずかしそうな笑顔がこぼれる。

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写真は、御田植祭の早乙女たちの姿

祭典では、五穀豊穣の祈願の後、「洞の堰水」という巫女神楽の演奏と「ヤーレー、ヤーレー」との唄声に合わせ、苗を持った早乙女達が舞う。そしてクライマックス「田植えの儀」では、神聖な苗が耕作長、宮司、そして神饌田に入った早乙女へと手渡されると、太鼓・唄の奏でに合わせて田植えが始まる。そ
の脇では宮司が豊作祈願を唱え続ける姿が神々しい儀式であることを彷彿させる。最後に栗原崇次宮司は挨拶し、秋の収穫の新嘗(にいなめ)祭の折には良い米が収められますように、そして地域の発展と人々の豊かな暮らしを祈ったことを報告した。(2010年そとぼう新聞6月号記事より抜粋)

御田植祭から数ヶ月、黄金の稲穂を祝う抜穂祭

稲穂の実りを待ち、五穀豊穣を祝う祭は喜ばしい儀式だ。おそらく、古代からそうしていたであろう日本人の季節感のある暮らしぶりがうかがえる。そして、その中に自然に感謝する日本人の心を感じる。しばしの時間、古の日本に触れてみる機会にもなるのではないだろうか?

抜穂祭:2011年9月4日 10時〜